昼寝の時間になると、「イヤー!」と叫ぶ子ども。

少しお昼寝してくれるといいのに・・・
子育て中の方で、子供のお昼寝どうしたらいいか困ってしまうこともありますよね。
昼寝をしない子供の健康を心配する悩みや、昼寝している間に親も少し休みたいとか家事をしたいといった親の立場でのお悩みなどがあります。
そこで、ここでは昼寝イヤイヤへの優しい対応法をまとめました。
お昼寝しない子供の対応に悩むママやパパは、ぜひ参考にしてくださいね。
どうして昼寝を嫌がるの?
まず、なぜ子供が昼寝をいやがるのでしょうか?
その理由は、大きく分けると次の3つだと考えられます。
親としては、子供の体力面などを考えると昼寝をして欲しいですが、子供は大人が思うよりももっと体力がついてきているのだと言えます。
また、「もっと遊びたい」という気持ちが芽生えてくることも、大きな成長の証しです。
「行きたい」「体験したい」と周囲に対して興味や好奇心を抱くのは、ぐんぐん成長していることを示しています。
そこを理解して対応することが大切ですね。
昼寝イヤイヤに効果的だった対策
とは言っても、やはりまだ体力が十分ではない年代なので、短い時間でも昼寝をしてほしいものです。
そんな時におすすめの対策をご紹介します。
寝かしつけにこだわりすぎないのもコツです。
保育士をしていた時の体験
私が保育士として1歳児や2歳児を担当していた時の、お昼寝対策をご紹介します。
部屋を少し暗くして、静かな環境を作る
大人でも明るい部屋では、なかなか眠れません。
また、スマホやパソコンのブルーライトも刺激を与えるのでおすすめできません。
子供も同じです。
真っ暗ではなく、カーテンを閉めて少し暗くしてあげましょう。
大きな音が出ないような静かな環境を作ることも効果的です。
背中をトントンする
子供の横に寝て、背中をトントンしてあげると、昼寝には効果的でした。
子供用ベッドの場合は、ベッドのそばに立って背中をトントンすると、早く入眠しますよ。
身体を揺らす
身体を揺らすと心地良く眠ることができます。
体重にもよりますが、1歳児なら抱っこして身体をゆらゆらしてあげると入眠しました。
ちなみに私が子供の時は、寝かしつけるために父親が車に乗せて近所を少しドライブしたそうです。
やはり人は適度な揺れがあると眠りやすいのですね。
年齢別|昼寝しないときの対応
昼寝の対応は、子供の年齢によって異なります。
- 1歳前後: まだ必要なのでできるだけ昼寝を促す
- 2歳ごろ: 生活リズムを整えつつ、無理強いしない
- 3歳以降: 昼寝しない日があってもOK。夜早く寝かせましょう
これは一応の目安です。
子供の成長は個人差があるので、2歳児でも体力があって、寝なくても大丈夫というケースもあります。
あまり几帳面に考え過ぎないことも大切ですね。
わが家の場合:お昼寝拒否との向き合い方
うちでは、昼寝を強制しようとすると逆効果だったので、
「お昼は静かに横になる時間」
として一緒にゴロゴロするだけにしていました。
無理強いしないことが良かったようで、自然と寝てしまう日もありました。
「昼寝しないとダメ!」と焦らなくて大丈夫
昼寝は体力や気分によっても変わります。
昼寝できない日があっても、それは普通のことです。
親が「早く寝てほしい」と焦ると、その気持ちが子供に敏感に伝わってしまいます。
焦らずにおおらかな気持ちで対応するようにしましょう。
まとめ|子どものリズムに寄り添う昼寝対策を
子ども自身のペースを尊重して、無理のない昼寝習慣をつくっていきましょう。
年齢や子供の体力によっては、昼寝をしなくても大丈夫な場合があります。
その場合でも、身体を横にして休ませるようにしましょう。
絵本を読んだり、保護者と一緒に横になるだけでも身体が休められます。
子供の様子を見ながら、焦らず、ゆったりと向き合ってくださいね。