お宮参りは赤ちゃんの誕生を祝う大切な行事で、招かれた祖父母は喜んで参加したいもの。
でも、次のような不安をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にお宮参りを経験した方たちの声を「義母」「嫁」「夫」「嫁の実母」それぞれの立場からご紹介します。
それぞれのホンネを知ることで、当日がもっとスムーズに、気持ちよく過ごせるヒントになればうれしいです。
お宮参りで祖父母の服装の体験談から見るNGとは?

では、それぞれの立場ごとの体験談をご紹介します。
どれも決して悪気はないのですが、自分だけ目立ってしまったり、誤解を招いたりすることがあるので気をつけたいですね。
義母の立場からの声:張り切りすぎた?それとも控えめすぎた?
ある義母の方の体験です。
自分だけ着物で浮いてしまった!(60代 女性)
初孫のお宮参り、気合いが入って訪問着を着ました。
でも、周りはもっとカジュアルな格好だったので、少し浮いてしまった気がして…。
今思えば、嫁に『どんな服装にする?』って一言聞いておけばよかったなと思います。
フォーマルにしすぎると、嫁やその家族に気を遣わせることもあるんですね。
この方は、他の家族は洋装だったのに自分だけが着物だったので、嫁の実母などから
「お義母さんはお着物だから、赤ちゃんを抱いて着物が汚れるといけないから・・・」
と抱っこすらさせてもらえなかったそうです。
義母の立場では「控えめなフォーマル」が無難ですね。
事前に嫁や家族と軽く相談しておくのがおすすめです。
嫁の立場からの声:義母の服装、実は気になっていました
次は嫁(赤ちゃんのママ)の方の体験です。
義母が一番華やかだった!(30代 女性)
お宮参り当日、義母がすごく華やかなスーツで現れました。
私はシンプルなワンピースにしたので、正直ちょっと気後れしてしまって…。
もちろん義母に悪気はないのですが、主役は赤ちゃん。
できれば親も祖父母も、赤ちゃんを引き立てるような控えめな装いだとありがたかったな、と思いました。
嫁(赤ちゃんのママ)としては我が子が主役であり、それ以外の家族は「赤ちゃんを引き立てる」服装で来て欲しいと思うのは当然ですよね。

義母が目立ちすぎるのは良くないですね
夫の立場から:母親と妻、間に立ってヒヤヒヤ
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簡素にするつもりが、母に伝わっておらず反省!(30代 男性)
わが家は出産後の妻の体調がすっきりしなかったので、お宮参りは堅苦しい服装は裂けようと話し合っていました。
ところが私の母(妻から見たら義母)がかなりきちんとした格好をして来たので、私たち夫婦が手を抜いているように見えてしまい、妻が落ち込んでしまいました。
前もって『簡素にする予定』と伝えておけばよかったと後悔…。
男同士ではあまりこういう話題をしないけど、イベント前は一言、母親に服装のニュアンスを伝えるのって大事ですね。
男性はあまり細かいことは気にしなくても、奥様の気持ちを察してあげてほしいですね。
夫の立場では「事前に橋渡し役になる」ことが大事。小さな気配りがトラブル回避に役立ちます。
嫁の実母の立場から:何を着て行けばいいのかわからずモヤモヤ
最後に嫁(赤ちゃんのママ)の実母の体験談です。
自分だけ洋服だった(50代 女性)
初孫のお宮参りで、娘は着物にすると連絡がありました。
それはそれでいいと思ったのですが、ただ、先方のお義母様がどうされるのかわからず困ってしまいました。
結局、私の方が目立ってはいけないと思いワンピースにしたんです。
すると、当日、お義母様はきちんとした訪問着で、洋服の私はラフな格好で来たような印象に・・・。
「娘は気にしなくてもいい」と言ってくれましたが、もっと格式のある着物にすれば良かったです。
娘に着る物のことを聞いたけれど、育児で忙しいのか先方のお義母様のことまでは聞けず洋服にしたら、ラフ過ぎたようですね。

せめて着物にするか洋服にするか、だけでも統一しておくと良かったですね
まとめ:祖父母の服装は「主役を引き立てる」「家族とバランスをとる」がコツ
この記事では、赤ちゃんのお宮参りの服装に関して嫁(赤ちゃんのママ)とその夫、それぞれの母親の立場での体験談をご紹介しました。
特別にNGな行動を取っているわけではありませんが、やはりどこかでモヤモヤした気持ちが残ってしまうことがありますね。
お宮参りは赤ちゃんのための特別な日。
祖父母の服装も「主張しすぎず」「赤ちゃんと家族を引き立てる」ことを意識できると、きっと素敵な一日になります。
悩んだら、まずは一言「どんな感じにする?」と聞いてみてください。
そのひと手間が、当日の空気をぐっと和やかにしてくれますよ。